喪中はがき文例ジェネレーター

故人との続柄などを選ぶだけで、マナーに沿った喪中はがき(年賀欠礼状)の文面を自動作成します。 作成した文例はコピーして、印刷サービスや宛名ソフトにそのまま貼り付けられます。

  • 正式なマナーに従い句読点なし・行頭の字下げなしで作成しています。
  • 差出月(「令和◯年◯月」の部分)はお使いの時期に合わせて調整してください。
  • 縦書きで印刷する場合、数字は漢数字のままご利用いただけます。

作成の具体例

続柄と逝去月の組み合わせによって、文面のどこが変わるのかを3例で示します。

例1:父が3月に亡くなった(喪主として11月に出す)

「父」「3月」を選ぶと、「本年三月に父 ○○が九十歳にて永眠いたしました」 という骨格の文面が生成されます。ここで確認すべき点が3つあります。

例2:祖母が11月下旬に亡くなった(時期が遅い)

逝去が11月以降の場合、喪中はがきが間に合わないことがあります。相手が年賀状を投函したあとに届くと、かえって気を遣わせます。

12月に入ってから訃報があった場合は、喪中はがきを出さずに年を越し、 松の内(1月7日)が明けてから「寒中見舞い」として知らせるのが一般的です。 寒中見舞いでは、年賀状をいただいたお礼と、 喪中のため年始の挨拶を控えた旨を併せて書きます。

例3:故人と面識のない相手に出すか迷う

文面より「誰に出すか」が問題になるケースです。 喪中はがきは「年賀状を控えます」という挨拶状なので、例年年賀状をやりとりしている相手全員に出すのが原則です。 故人と面識があるかどうかは関係ありません。

ただし、仕事関係で年賀状が儀礼的なやりとりに留まる相手には、 喪中はがきを出さず通常どおり年賀状を出す方も増えています。この判断は差出人の裁量で、どちらでも失礼にはあたりません。 書き方の詳細は喪中はがきの書き方と出す時期で解説しています。

この文例の考え方

喪中はがきの文面は、自由に書く手紙ではなく形式の決まった挨拶状です。 当ツールが続柄と逝去月だけを尋ねて文面を組み立てられるのは、 残りの部分が定型として確立しているためです。その構造を説明します。

文面は4つの要素でできている

喪中はがきは、次の4つを順に並べる構成が基本です。当ツールもこの順序で生成しています。

  1. 年賀欠礼の挨拶 — 「喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」。この一文が本来の主目的です。
  2. 誰がいつ亡くなったか — 続柄・名前・逝去月・享年。ここだけが人によって変わる部分のため、当ツールが入力を求めています。
  3. 生前のお礼 — 故人が受けた厚意への感謝。
  4. 今後のお付き合いのお願いと日付 — 結びの挨拶。

続柄の書き方は差出人から見た関係で記します。夫婦連名で出す場合、夫の父であれば妻から見ても「父」と書くのが一般的です。 自分の母か配偶者の母かで「母」「義母」と書き分ける方法もありますが、 連名では夫を筆頭とした続柄に揃えるほうが読み手が混乱しません。

なぜ句読点を使わないのか

喪中はがきで句読点を打たないのは、単なる慣例ではなく理由があります。 ひとつは、毛筆で書かれていた時代には句読点そのものが使われなかったという歴史的経緯。 もうひとつは、句読点が「読みやすくするための補助」であり、相手の読解力を補うことは礼を欠くとされてきたためです。

加えて、句読点には「文を区切る・終わらせる」働きがあることから、「滞りなく進むように」という願いを込めて打たないという解釈も広く共有されています。 行頭の字下げをしないのも同じ流れによるものです。 区切りは句読点ではなく、改行と空白で表現します。

「年賀」と書かない理由

文中で「年賀状」という言葉を避け、「年始のご挨拶」「年頭のご挨拶」と言い換えるのは、「賀」が祝いを意味する字だからです。喪中の挨拶状で祝いの字を使うことは、 文面全体の趣旨と矛盾します。同様に「おめでとう」「新年」といった表現も避けます。 当ツールが生成する文面は、この制約をすべて満たしています。

文例をそのまま使わないほうがよいケース

出す範囲や時期の判断、受け取った側の対応については喪中はがきの書き方と出す時期で詳しく解説しています。

喪中はがきの基本マナー

出す時期 — 10月中旬から12月上旬まで

喪中はがきは「今年は年賀状を出せません」というお詫びのご挨拶(年賀欠礼状)です。 相手が年賀状を準備し始める前、10月中旬〜12月上旬に届くように出します。 年末に不幸があって間に合わない場合は、年明けの松の内(1月7日)以降に寒中見舞いでお知らせします。

出す範囲 — 故人が2親等以内が目安

故人が2親等以内(父母・配偶者・子・兄弟姉妹・祖父母・孫)の場合に出すのが一般的です。 毎年年賀状をやり取りしている相手に出し、すでに喪中と知っている親族には省略しても構いません。

書き方のルール

①「拝啓」などの頭語・結語や時候の挨拶は書かない ②句読点を使わない③行頭の一字下げをしない ④「年賀」という言葉は避け「年始・年頭・新年」を使う ⑤近況報告やお祝いごとの報告は書かない — が基本のルールです。

よくある質問

喪中はがきはいつまでに出せばいいですか?

相手が年賀状の準備を始める前、10月中旬〜12月上旬までに届くように出すのが一般的です。遅くとも12月15日頃(年賀状の受付開始)までには届くようにしましょう。年末に不幸があった場合は、松の内(1月7日)が明けてから寒中見舞いとして出します。

喪中はがきはどの範囲の身内まで出すものですか?

一般的に、故人が2親等以内(父母・配偶者・子・兄弟姉妹・祖父母・孫)の場合に喪中はがきを出します。ただし厳密な決まりはなく、同居していたかどうかや故人との親しさで判断して構いません。

喪中はがきに句読点を使わないのはなぜですか?

儀礼的な挨拶状は毛筆の書状の伝統を受け継いでおり、句読点を使わないのが正式とされています。「滞りなく流れるように」という意味も込められています。同じ理由で行頭の一字下げもしません。

喪中はがきに「拝啓」などの頭語は必要ですか?

不要です。喪中はがきでは「拝啓・敬具」などの頭語・結語や、時候の挨拶などの前文は省略し、年賀欠礼の挨拶から書き始めるのがマナーです。

故人の名前や年齢は必ず書かなければいけませんか?

必須ではありません。誰の喪に服しているかを伝えるために書くのが一般的ですが、「本年 身内に不幸があり」のように故人の情報を省略した書き方も可能です。享年は数え年・満年齢のどちらでも構いません。

参照している情報源

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【免責事項】当ツールが作成する文例は一般的なマナーに基づくものです。地域・宗派・ご家庭の慣習により適切な表現が異なる場合があります。